麗しのサブリナSABRINA
麗しのサブリナ
軽い作品ですが、脚本の運びは非常に巧みです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ビリー・ワイルダー
- 衣装
- イーディス・ヘッド、ユベール・ド・ジバンシィ
- 出演
- オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 113分
- 公開
- 1954年(日本は1955年)
あらすじ(ネタバレなし)
ロングアイランドの大富豪ララビー家。お抱え運転手の娘サブリナは、次男デヴィッドに幼い頃から片思いをしています。彼は女性関係が派手で、彼女には見向きもしません。
失恋を苦にした彼女は、父の計らいでパリの料理学校へ送られます。2年後、彼女は洗練された女性となって帰ってきます。
デヴィッドは彼女に夢中になりますが、彼には政略結婚の予定がありました。長男ライナスは、弟を引き離すため自らサブリナに近づきます。
ここが見どころ
ジバンシィの衣装
サブリナがパリから帰ってからの服。ヘプバーンとジバンシィの長い協働は、ここから始まりました。
ワイルダーの脚本
「策略で近づいた側が本気になる」という古典的な型を、無駄なく運びます。
ハンフリー・ボガート
配役は難航したと伝えられ、本人も乗り気ではなかったとされます。それでも仕事人としての説得力があります。
この映画について:運転手の娘がパリから戻ると、別人になっていた。
身分差を扱いながら、深刻にはなりません。あくまで洒落た喜劇として着地させるのがワイルダーの腕です。
アカデミー衣装デザイン賞を受賞しています。ただしジバンシィの名はクレジットされず、後年に議論となりました。
難点は、いまの目には年齢差と力関係が気になることです。
この作品の良さ
- 衣装デザイン
- 脚本の運び
- 軽さの中の技術
当サイトの評価
4.0/5.0
運転手の娘がパリから戻ると、別人になっていた。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 4.6 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 衣装デザイン賞 1955年
- IMDb
- 7.6 /10
- 衣装
- ジバンシィ クレジットされず
第27回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞しました。
パリの場面の衣装はユベール・ド・ジバンシィが手がけましたが、当時クレジットには記載されませんでした。
こんな人におすすめ
- 古典的な恋愛喜劇が好きな人
- 衣装を味わいたい人
- オードリー・ヘプバーンの出演作を追いたい人
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