秘密と嘘SECRETS & LIES
秘密と嘘
派手な出来事は起きません。ただ、人が話すだけで映画が成立しています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- マイク・リー
- 出演
- ブレンダ・ブレシン、マリアンヌ・ジャン=バティスト、ティモシー・スポール
- 製作国
- イギリス
- 上映時間
- 142分
- 公開
- 1996年
あらすじ(ネタバレなし)
ロンドン。養母を亡くした検眼士のホーテンスは、自分の出生記録を取り寄せます。実の母の名前が、そこにありました。
母シンシアは工場で働き、娘と二人、荒れた家で言い争いの絶えない毎日を送っています。
ある日、知らない女性から電話がかかってきます。
ここが見どころ
カフェの長回し
母と娘が初めて向き合う数分間を、カメラを動かさずに撮っています。この場面のためだけでも観る価値があります。
即興から作られた脚本
マイク・リーは俳優との長い稽古を通じて台詞を作ります。会話の間が、書かれたものに見えません。
終盤の食卓
溜め込まれたものが一度に噴き出します。誰も悪人ではないのに、誰もが傷つけ合います。
この映画について:会ったことのない娘が、実の母を探し当てて電話をかけてくる。
階級と人種と家族が、説明ではなく会話の端々から立ち上がってきます。
142分は長く、前半はとくに淡々としています。しかし後半のために必要な時間です。
感情の爆発する場面が苦手な人にはつらいかもしれません。
この作品の良さ
- カフェの長回し
- 会話の自然さ
- 終盤の食卓の場面
当サイトの評価
4.3/5.0
会ったことのない娘が、実の母を探し当てて電話をかけてくる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.4 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 5.0 |
| 余韻 | 4.5 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 7.7 /10
- 上映時間
- 142 分
- 受賞
- カンヌ パルムドール
1996年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、ブレンダ・ブレシンが女優賞も受賞しました。
アカデミー賞でも作品賞を含む複数部門にノミネートされています。
こんな人におすすめ
- 会話中心の映画が好きな人
- 家族の物語を観たい人
- 演技をじっくり味わいたい人
配信を探す
各サービスで「秘密と嘘」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。