ウィッチTHE WITCH
洋画2015年ホラー2010年代ロバート・エガース

ウィッチ

怖がらせる作りではありません。不穏さだけで押します。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ロバート・エガース
出演
アニヤ・テイラー=ジョイ、ラルフ・アイネソン、ケイト・ディッキー
製作国
アメリカ・カナダ・イギリス
上映時間
92分
公開
2017年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1630年代のニューイングランド。信仰の解釈をめぐって入植地を追放された一家が、森のそばに移り住みます。父、母、そして5人の子どもです。

長女トマシンが赤ん坊の弟をあやしている間に、その子が消えます。森の中に、何かがいるようです。

作物は育たず、家畜は病み、家族は互いを疑い始めます。母は娘を疑い、双子は山羊に話しかけ、父は祈り続けます。

ここが見どころ

言葉の再現

台詞は当時の日記や裁判記録から作られています。現代英語話者にも聞き取りにくいほど徹底しています。

自然光のみの撮影

室内は蝋燭の光だけ。当時の暗さがそのまま画面に出ています。

黒山羊のブラック・フィリップ

終盤で果たす役割。この作品でいちばん有名な存在になりました。

この映画について:17世紀ニューイングランド。信仰が家族を壊していく。

この映画が描いているのは、「魔女がいたかどうか」より、信仰の共同体が疑心によって自壊する過程です。魔女狩りの歴史の縮図として読めます。

エガースの長編デビュー作です。次作『ライトハウス』や『ノスフェラトゥ』にも通じる、考証への執着がすでに出ています。

難点は、台詞が聞き取りにくいこと、テンポが遅いこと、そして刺激を求めると外れることです。

この作品の良さ

  • 時代考証の徹底
  • 自然光のみの撮影
  • 共同体の自壊の描写

当サイトの評価

4.2/5.0

17世紀ニューイングランド。信仰が家族を壊していく。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.7
音楽4.7
演技4.4
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

サンダンス
監督賞 2015年
IMDb
7.0 /10
監督
長編デビュー作 ロバート・エガース

2015年のサンダンス映画祭で監督賞を受賞しました。

ロバート・エガースの長編監督デビュー作です。

こんな人におすすめ

  • 時代考証に興味がある人
  • 静かなホラーが好きな人
  • 宗教と共同体の話に関心がある人

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