オズの魔法使THE WIZARD OF OZ
洋画1939年ミュージカル1930年代古典

オズの魔法使

80年以上前の作品ですが、いま観ても仕掛けが効いています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ヴィクター・フレミング
音楽
ハロルド・アーレン
出演
ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー、バート・ラー
製作国
アメリカ
上映時間
102分
公開
1939年

あらすじ(ネタバレなし)

カンザスの農場に住むドロシーは、愛犬トトを取り上げられそうになり、家出を決意します。しかしそこへ竜巻が襲い、彼女は家ごと空へ巻き上げられます。

落ちた先は、オズの国。家の下敷きになった悪い魔女の靴を受け取った彼女は、家に帰る方法を探して旅に出ます。

道連れになるのは、脳がほしいカカシ、心がほしいブリキの木こり、勇気がほしいライオン。四人は黄色いレンガの道をたどり、エメラルドの都を目指します。

ここが見どころ

白黒からカラーへ

カンザスの場面はセピア調、オズの国はテクニカラー。扉を開けた瞬間に色が溢れる一連は、映画史でもっとも有名な転換のひとつです。

『Over the Rainbow』

編集段階で一度は削除が検討されたと伝えられる曲です。結果としてアカデミー歌曲賞を受賞しました。

三人の道連れ

求めているものを、実は最初から持っている。この構造が、以降の冒険譚の原型になりました。

この映画について:扉を開けた瞬間、白黒がカラーに変わる。

物語は非常に素直です。この作品の価値は、色彩・音楽・美術という映画の要素を、一本の中で総動員してみせたことにあります。

撮影現場は過酷で、特殊メイクによる健康被害や事故が報告されています。当時の制作体制の問題として語り継がれている面もあります。

難点は、後半の展開があっさりしていることと、いまの目にはテンポが遅く見えることです。

この作品の良さ

  • 白黒からカラーへの転換
  • 『Over the Rainbow』
  • 美術と衣装の作り込み

当サイトの評価

4.3/5.0

扉を開けた瞬間、白黒がカラーに変わる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.7
音楽4.9
演技4.2
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 歌曲賞・作曲賞
IMDb
8.1 /10
原作
ライマン・フランク・ボーム 1900年

第12回アカデミー賞で歌曲賞と作曲賞を受賞しました。

『Over the Rainbow』はアメリカ映画協会が選ぶ映画音楽の第1位に選出されています。

こんな人におすすめ

  • 家族で観たい人
  • 映画史に関心がある人
  • ミュージカルに入りたい人

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