アトミック・ブロンドATOMIC BLONDE
洋画2017年アクション2010年代スパイ

アトミック・ブロンド

物語より、色と音とアクションの手触りで押していく作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デヴィッド・リーチ
出演
シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ
製作国
アメリカ
上映時間
115分
公開
2017年

あらすじ(ネタバレなし)

1989年、ベルリンの壁崩壊直前。英国情報部の工作員ロレーンは、殺害された同僚が持っていた極秘リストの回収を命じられます。

現地の駐在員パーシヴァルは、任務に協力すると言いながら、どこか信用ならない態度を取ります。

リストには、二重スパイの正体が記されているとされていました。

ここが見どころ

階段の格闘

一続きに見えるよう繋がれた10分ほどの格闘があります。疲弊しながら殴り合う描写が異様に生々しい。

1980年代の音楽

当時のヒット曲を全編に流し、色彩設計と合わせて時代の空気を作っています。

シャーリーズ・セロンの身体

本人が多くの動きを担っており、痛みの説得力が違います。

この映画について:壁が崩れる直前のベルリンで、誰が誰の側にいるのか。

アクションと美術は一級ですが、物語の入り組み方は必要以上に複雑です。誰が誰を欺いているのかを追い続ける疲れがあります。

デヴィッド・リーチ監督は『ジョン・ウィック』の共同監督でもあり、格闘の設計思想は共通しています。

回想形式の枠組みが、緊張をやや削いでいるようにも感じました。

この作品の良さ

  • 階段の格闘場面
  • 色彩と音楽の設計
  • 主演の身体表現

当サイトの評価

3.8/5.0

壁が崩れる直前のベルリンで、誰が誰の側にいるのか。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美4.5
音楽4.6
演技4.2
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

IMDb
6.7 /10
上映時間
115
原作
グラフィックノベル 『The Coldest City』

グラフィックノベル『The Coldest City』を原作としています。

階段の長い格闘場面は、公開時から繰り返し話題になりました。

こんな人におすすめ

  • 格闘場面の設計を見たい人
  • 1980年代の音楽が好きな人
  • 複雑な筋書きを追うのが苦でない人

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