ダンケルクDUNKIRK
洋画2017年戦争2010年代ノーラン

ダンケルク

可能なら、音響の良い環境で観てください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
クリストファー・ノーラン
音楽
ハンス・ジマー
撮影
ホイテ・ヴァン・ホイテマ
出演
フィオン・ホワイトヘッド、マーク・ライランス、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ
製作国
イギリス・アメリカほか
上映時間
106分
公開
2017年9月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1940年、フランスのダンケルク海岸。ドイツ軍に追い詰められた英仏軍40万人が、狭い浜に取り残されています。

物語は3つの時間軸で進みます。浜での1週間、海を渡る民間船の1日、援護に向かう戦闘機の1時間。

それぞれの長さが違うまま並行して進み、終盤で一点に交わります。

ここが見どころ

3つの時間軸

1週間・1日・1時間が同時に進みます。混乱した観客の感覚が、そのまま撤退戦の混乱と重なります。

シェパード・トーン

永遠に上昇し続けるように聞こえる音の錯覚を、音楽に使っています。緊張が下がらない仕組みです。

実物での撮影

実際のスピットファイア、実物の船。IMAXフィルムで撮影されています。

この映画について:台詞がほとんどない。106分、ずっと音で追い詰められる。

人物の背景はほとんど説明されません。名前すら曖昧です。個人の物語ではなく、状況そのものを体験させることに全振りしています。

「勝利」ではなく「生き延びて帰る」ことを描いた点も特徴です。最後に読まれるチャーチルの演説の使い方が上手い。

難点は、感情移入する対象がないことと、ドイツ軍がほぼ画面に出ないことです。

この作品の良さ

  • 3つの時間軸の構成
  • 音響設計
  • 実物を使った撮影

当サイトの評価

4.2/5.0

台詞がほとんどない。106分、ずっと音で追い詰められる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美4.8
音楽4.9
演技4.1
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
3部門 編集賞・音響編集賞・録音賞
IMDb
7.8 /10
撮影
IMAXフィルム

第90回アカデミー賞で編集賞、音響編集賞、録音賞の3部門を受賞し、作品賞・監督賞にもノミネートされました。

大部分がIMAXフィルムカメラで撮影されています。

こんな人におすすめ

  • 音響を重視する人
  • 体験型の映画が好きな人
  • ノーラン作品を追いたい人

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