おおかみこどもの雨と雪WOLF CHILDREN
おおかみこどもの雨と雪
設定はファンタジーですが、中身は極めて現実的な子育ての話です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 原作・脚本・監督
- 細田守
- 音楽
- 高木正勝
- 声の出演
- 宮﨑あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人
- 上映時間
- 117分
- 公開
- 2012年7月
あらすじ(ネタバレなし)
大学生の花は、講義に紛れ込んでいた青年と恋に落ちます。彼はニホンオオカミの末裔でした。二人の間には、雪と雨という二人の子が生まれます。
しかし彼は事故で命を落とします。人にもおおかみにもなる子どもたちを育てるため、花は都会を離れ、山あいの古民家へ移り住みます。
ここが見どころ
田舎での生活
畑の作り方、近所付き合い、雪かき。ファンタジーの設定に対して、生活描写が異様に具体的です。
二人の選択
姉は人として、弟はおおかみとして生きることを選びます。親が選べないことを描くという結論です。
この映画について:13年間、一人で子どもを育てる話。
子育ての話です。おおかみこどもという設定は、「子どもは親の思うようにならない」ということを見せるための装置になっています。
田舎での生活描写が丁寧で、農作業や近所付き合いに手を抜いていません。
難点は、母親が一人で完璧に耐え続ける造形が理想化されすぎていることです。この点は公開時から批判があり、私もそう思います。
この作品の良さ
- 設定を子育ての比喩として使う構成
- 田舎の生活描写の具体性
- 親が選べないという結論
当サイトの評価
4.4/5.0
13年間、一人で子どもを育てる話。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.5 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- 国内興行収入
- 42.2 億円
- 日本アカデミー賞
- 最優秀アニメーション作品賞 第36回
- IMDb
- 8.1 /10
国内興行収入42.2億円を記録し、日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞を受賞しました。細田守監督が自身のスタジオを設立して最初に作った長編です。
こんな人におすすめ
- 子育ての話に関心がある人
- 田舎の生活描写が好きな人
- 細田守作品を追いたい人
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