ウインド・リバーWIND RIVER
ウインド・リバー
静かな作品ですが、扱っている問題は重いものです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- テイラー・シェリダン
- 出演
- ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ギル・バーミンガム
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 107分
- 公開
- 2018年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ワイオミング州のウインドリバー先住民居留地。野生生物局のハンター、コリーは、雪原で若い女性の遺体を見つけます。
捜査のために派遣されたのは、経験の浅いFBI捜査官ジェーン一人でした。零下の環境も土地の事情も、彼女は知りません。
コリーは地元の案内役として、捜査に加わることになります。
ここが見どころ
雪の使い方
足跡、血、音の消え方。雪が証拠であり、同時に脅威でもあります。
居留地の現実
行方不明になる先住民女性の統計が、物語の背景として静かに置かれています。
ジェレミー・レナーの抑制
自身も娘を失っている人物です。感情を出さない芝居が効いています。
この映画について:雪の上に、裸足で走った跡が残っていた。
犯人が誰かという興味より、「なぜこの土地では、こうしたことが起き続けるのか」という問いが中心にあります。
テイラー・シェリダンは『ボーダーライン』『最後の追跡』の脚本家で、本作が監督としての代表作です。
白人の主人公が導く構造については、批判もあります。踏まえた上で観る価値のある作品だと思います。
この作品の良さ
- 雪原の緊張
- 抑えた芝居
- 社会的背景の扱い
当サイトの評価
4.1/5.0
雪の上に、裸足で走った跡が残っていた。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.4 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 7.7 /10
- 上映時間
- 107 分
- 受賞
- カンヌ ある視点部門監督賞
2017年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞しました。
米国では先住民女性の行方不明・殺害事件が長く問題とされており、本作はその背景を踏まえています。
こんな人におすすめ
- 静かなサスペンスが好きな人
- 社会的な題材に関心がある人
- 重い後味に耐えられる人
配信を探す
各サービスで「ウインド・リバー」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。